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Sippied Column · 2026-06-27

日本酒度と酸度の読み方——辛口・甘口の本当の見分け方

日本酒ラベルの「日本酒度」と「酸度」が何を意味するのかを解説します。辛口・甘口は日本酒度だけでは判断できない理由と、二つの数値を合わせて読む方法を紹介します。

日本酒度とは何か

日本酒度とは、日本酒の比重を示す数値です。水を基準(0)として、それより軽い(糖分が少ない)ほどプラス、重い(糖分が多い)ほどマイナスの値になります。

一般的には、日本酒度がプラスのものは「辛口」、マイナスのものは「甘口」と表現されることが多いです。たとえば「+5」であれば辛口傾向、「−3」であれば甘口傾向と判断される場合が多いとされています。

ただし、日本酒度だけを見て辛口・甘口を断定することには注意が必要です。

酸度が印象を変える

酸度とは、日本酒に含まれる有機酸の量を示す数値です。乳酸・コハク酸・リンゴ酸などが主な成分とされています。

酸度が高いと、同じ日本酒度の酒でも味わいが引き締まってキレのある印象になりやすく、低いと甘みを感じやすいとされています。つまり、日本酒度がマイナスで酸度が高い酒は「甘いけれど引き締まった」印象になる場合があり、日本酒度がプラスでも酸度が低ければ「辛口と言い切れない」ケースもあります。

辛口・甘口の本当の判断軸

「辛口」「甘口」という表現は、最終的には人間の感覚によるところが大きく、数値だけで完全に決まるものではありません。アミノ酸度(うま味の指標)や、香りのバランスによっても体感の甘辛が変わるとされています。

目安として、以下のような読み方が一般的です。

  • 日本酒度 +3以上: 辛口傾向
  • 日本酒度 −1〜+2: やや甘口〜普通
  • 日本酒度 −2以下: 甘口傾向
  • 酸度 1.5以上: 酸が感じやすく、キレを感じやすい
  • 酸度 1.2以下: まろやかでふんわりした印象になりやすい

ラベルで確認できる情報

日本酒度・酸度はラベルや蔵のウェブサイトに掲載されていることが多いです。すべての銘柄が掲載しているわけではありませんが、この数値を確認することで、未知の銘柄をある程度推測する助けになります。

アミノ酸度にも注目

アミノ酸度が高いと、うま味が感じやすくなるとされています。日本酒度・酸度と合わせてアミノ酸度も掲載されている銘柄では、三つの数値を組み合わせて読むことでより精度の高いイメージが持てます。

数値と印象の差を記録する

数値と実際の印象がどの程度ズレているかを記録していくことで、自分の感覚の傾向が把握できます。Sippied で日本酒度・酸度と印象をセットで記録しておくと、次の銘柄選びで数値を活かしやすくなります。他の銘柄情報は 銘柄図鑑 でも参照できます。

関連する銘柄をチェック

記録のついでに、こうした銘柄から試してみるのも一つの手です。気になったものは Sippied に残しておくと、次の一本を選ぶときの手がかりになります。

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