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Sippied Column · 2026-06-27

ウイスキー用語集、カスク・カスクストレングス・チルフィルタードなどを解説

ウイスキーのラベルや説明に登場するカスク、カスクストレングス、チルフィルタード、シングルカスク、ヴィンテージなど主要な専門用語を整理して解説する。

ウイスキー用語を知る意味

ウイスキーのボトルやテイスティングノートには、専門的な用語が頻繁に登場します。これらの用語が分かると、ラベルの情報から製品の特性を読み取れるようになります。ここでは代表的な用語を整理します。

樽・熟成に関する用語

カスク(Cask):ウイスキーを熟成させる木製の樽のこと。カスクの素材・大きさ・前に何を入れていたかがウイスキーの風味に大きく影響するとされます。

バレル(Barrel):容量180〜200リットル程度の比較的小さな樽。バーボン熟成に使われることが多く、スコッチウイスキーでも再利用されるケースがあります。

ホッグスヘッド(Hogshead):容量250リットル前後の樽。スコッチウイスキーでよく使われます。

バット(Butt):容量500リットル前後の大型の樽。シェリー酒の熟成に使われた後にウイスキー熟成に再利用される「シェリーカスク」がこの種類に相当することが多いです。

シェリーカスク:シェリー酒(スペインの酒精強化ワイン)を入れていた樽。ドライフルーツや甘みのニュアンスをウイスキーに与えるとされ、ジャパニーズウイスキーや一部のスコッチで活用されることが多いです。

ファーストフィル / セカンドフィル:その樽にウイスキーを初めて入れる場合は「ファーストフィル」、二度目は「セカンドフィル」と呼びます。ファーストフィルは前の液体の影響が強く出やすいとされます。

ボトリングに関する用語

カスクストレングス(Cask Strength):樽から取り出したウイスキーを加水せずにそのままボトリングしたもの。アルコール度数が高く(50〜60%以上になることも)、原酒の風味が凝縮されているとされます。

シングルカスク(Single Cask):一つの樽から瓶詰めしたウイスキー。同じ蒸留所・年のウイスキーでも樽ごとに個性が異なるため、希少性が高くコレクター向けの製品が多いです。

チルフィルタード(Chill Filtered):ウイスキーを低温にして脂肪酸エステルなどを取り除くろ過工程を経たもの。見た目の透明感と安定性を確保するために行われますが、一部の風味成分も失われるとも言われます。

ノンチルフィルタード(Non-Chill Filtered / NCF):チルフィルタリングを行わないボトリング方法。ろ過で除去される成分が残ることで、より豊かな風味が保たれるとされます。一方で冷えた際に少し白濁することがあります。

年数・ヴィンテージに関する用語

ヴィンテージ(Vintage):蒸留した年を指します。ヴィンテージ表記があるウイスキーは、その年に蒸留した原酒が使われていることを示します。

熟成年数表記(NAS / Non-Age Statement):年数を表記しない製品のこと。原料や製法によっては年数表記がなくても高品質な製品も多いです。

その他の用語

ニューポット(New Pot / New Make):蒸留直後の樽に入れる前の原酒。熟成前のウイスキーを指す用語で、試飲イベントで提供されることもあります。

エンジェルズシェア(Angel's Share):樽で熟成中に蒸発する量のこと。スコットランドでは年間約2%程度が蒸発するとされ、「天使の取り分」と表現されます。

ドラム(Dram):ウイスキーを一杯注ぐ量を指す非公式な単位。スコットランドでウイスキーを一杯注文する際の表現として使われることがあります。

まとめ

ウイスキーの用語は初見では難解に感じますが、「カスク=樽」「カスクストレングス=加水なし」「チルフィルタード=ろ過あり」という基本を押さえると理解が進みやすいです。ラベルを見る際の手がかりになります。

飲んだウイスキーのカスクタイプや熟成年数をメモしておくと、好みの傾向を整理しやすくなります。Sippiedでは銘柄・カテゴリ・メモをまとめて管理できます。

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記録のついでに、こうした銘柄から試してみるのも一つの手です。気になったものは Sippied に残しておくと、次の一本を選ぶときの手がかりになります。

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