Sippied Column · 2026-06-27
赤ワインと白ワインの違いと選び方の基本
赤ワインと白ワインの風味の傾向、原料の違い、合わせやすい料理のタイプをまとめました。ワイン選びの入口として参考にしてください。
赤ワインと白ワインは何が違うのか
赤ワインと白ワインの最も基本的な違いは、使用するブドウの種類と醸造工程にあります。赤ワインは黒系ブドウを果皮・種子ごと発酵させることで、色素(アントシアニン)とタンニンが抽出されます。白ワインは白系ブドウ(または黒系ブドウを果汁のみ)を使い、果皮を取り除いてから発酵させるのが一般的です。
この製法の違いにより、赤ワインは色が濃く渋みを持ちやすく、白ワインは淡い色で酸味が前面に出やすい傾向があります。
赤ワインの風味の傾向
赤ワインの特徴として一般的によく挙げられるのが「タンニン」です。タンニンはポリフェノールの一種で、渋みや収れん感(口の中が引き締まる感覚)をもたらします。品種や産地・醸造方法によってタンニンの量は大きく異なります。
- ライトボディ:渋みが少なく、比較的軽い口当たりとされるタイプ(ピノ・ノワール系など)
- ミディアムボディ:渋みと果実感のバランスが取れているとされるタイプ(メルローなど)
- フルボディ:タンニンが豊富で力強い印象とされるタイプ(カベルネ・ソーヴィニヨンなど)
白ワインの風味の傾向
白ワインは酸味の強さや甘みの残り方によって印象が変わります。
- 辛口(ドライ):糖分をほぼ発酵で使い切り、さっぱりとした印象。シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどが代表的な品種として知られています
- 甘口:糖分が残っており、リースリングやゲヴュルツトラミネールなどの品種で作られることが多いとされています
「ブドウ品種ごとの特徴についてはこちらの記事も参照してください。
料理との組み合わせの基本的な考え方
料理とワインの組み合わせには「色を合わせる」という経験則がよく用いられます。
赤ワインに合わせやすいとされる料理の傾向
- 牛・羊などの赤身肉料理
- スパイスを使ったこっくりとしたソースの料理
- ハードタイプのチーズ
白ワインに合わせやすいとされる料理の傾向
- 魚介類全般
- 鶏肉・豚肉の淡白な調理法の料理
- クリームソースや塩ベースの料理
ただしこれは目安であり、料理の調理法・ソースの濃さ・食材の産地なども考慮するとより精度が高まります。詳しいペアリングの考え方はこちらでも解説しています。
価格帯と選び方の目安
初めてワインを選ぶ場合、品種と産地を意識することが手がかりになります。同じブドウ品種でも産地によって風味の傾向は変わるため、まずは代表的な産地の製品から試してみるという方法が取られることが多いです。
飲んだワインを記録する
赤・白それぞれ試した製品の印象を記録しておくと、好みの傾向が分かりやすくなります。Sippiedでは銘柄・日付・コメントを手軽に残せます。
関連する銘柄をチェック
記録のついでに、こうした銘柄から試してみるのも一つの手です。気になったものは Sippied に残しておくと、次の一本を選ぶときの手がかりになります。
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