Sippied Column · 2026-06-27
ワインと料理のペアリングの基本的な考え方
ワインと料理を組み合わせる際の基本的な原則を解説します。色・重さ・産地を合わせる考え方と、避けたほうがよい組み合わせも整理しました。
ペアリングとマリアージュ
ワインと料理の組み合わせを表す言葉として「ペアリング」と「マリアージュ」の2つがよく使われます。どちらも同じ意味合いで使われることが多いですが、マリアージュはフランス語で「結婚」を意味し、ワインと料理が互いを高め合う理想的な組み合わせを指すニュアンスで使われることがあります。
組み合わせに正解は一つではありませんが、いくつかの基本的な原則を知っておくと選択肢を絞り込みやすくなります。
色を合わせる経験則
最もシンプルな目安として知られているのが「ワインの色と料理を合わせる」という考え方です。
- 赤ワイン × 肉料理:タンニンがタンパク質と結合して渋みが和らぎ、互いの旨みを引き立てやすいとされています
- 白ワイン × 魚・鶏肉:酸味がさっぱりとした後味をもたらし、素材の風味を損ないにくいとされています
ただしこれはあくまで出発点であり、ソースや調理法によって組み合わせは変わります。白ワインのソースで仕上げた鶏料理に白ワインを合わせる、というように「ソースに合わせる」という考え方も一般的です。
重さを合わせる
料理の重さ(濃さ)とワインの重さ(ボディ)を揃えるという考え方も基本とされています。
- こってりとしたソースや脂身の多い料理にはフルボディのワインが合いやすいとされています
- さっぱりとした調理法の料理にはライトボディのワインが合いやすいとされています
重さのバランスが取れると、一方の風味がもう一方を打ち消しにくくなるという考え方です。
産地を合わせる
「その土地の料理にはその土地のワインを合わせる」という考え方も広く使われています。イタリア料理にはイタリアワイン、フランスのアルザス料理にはアルザスのワインというように、同じ産地の食文化から生まれたもの同士は相性がよい場合が多いとされています。
日本料理と日本ワインの組み合わせを試みるケースも増えており、和食の風味に合う国産品種の研究が進んでいます。
タンニン・酸味・甘みのバランス
組み合わせを検討する際に意識しておくとよい要素として以下が挙げられます。
- タンニン:渋みの強い赤ワインは魚介類の生臭みを引き出すことがあるとされています
- 酸味:レモンなど酸味のある料理には同様に酸味のあるワインが調和しやすいとされています
- 甘み:デザートなどの甘い料理には同程度かそれ以上に甘みのあるワインが合いやすいとされています
逆に糖分の少ない辛口ワインとデザートを合わせると、ワインが辛く感じられやすいと言われています。
スパークリングワインの汎用性
スパークリングワインは泡と酸味の特性から、幅広い料理と合わせやすいと評価されることが多いです。揚げ物・刺身・生ハム・チーズなど多様な料理との組み合わせ例が挙げられます。
試した組み合わせを記録する
ペアリングは試行錯誤の積み重ねが大事です。どのワインをどの料理と合わせたかをSippiedに記録しておくと、次の選択に役立ちます。ブドウ品種ごとの風味の特徴はこちらで確認できます。
関連する銘柄をチェック
記録のついでに、こうした銘柄から試してみるのも一つの手です。気になったものは Sippied に残しておくと、次の一本を選ぶときの手がかりになります。
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